Voices


08.08[2024]
Nomura
Yamamura
さまざまなヒト・モノが集まり、ぶつかり合って新しい価値を生み、社会に向けて発信・実装していく「社会的メディア」としてのVS.の役割
西日本最大のターミナルであるJR大阪駅の目の前に、この秋先行まちびらきを迎える「グラングリーン大阪」。その広大な都市公園の中心部に位置する新しい文化装置、「VS.(ヴイエス)」とは? この場所に関わる人々の思いを語り合うことで、VS.の存在意義、社会的機能、将来的に目指すものを解きほぐしていきたい。
初回は、VS.の起ち上げから中心となって企画に携わり、開業以降の運営も行う、野村卓也事務所代表取締役社長の野村卓也と、トータルメディア開発研究所代表取締役社長の山村健一郎が、そもそもの企画コンセプトから、開業に向けての意気込みまで、思いの丈を語り合った。
一つのテーマに縛られない「メディア」。
VS.は「施設」ではなく「装置」である






もちろんコンテンツも重要ですよ。オープニングエキシビションの真鍋大度さん、続いて竹中工務店さん、安藤忠雄さん、という流れも、「普通の施設とちょっと違うぞ?」と認知してもらうためのメッセージ。たとえば真鍋さんにしても、VS.の存在意義をよく理解した上で、新しいエキシビションを考えてくださっています。アーティストやクリエイターたちが、この場所に刺激を受けて表現活動してくれることが重要ですね。


大阪のクリエイティブパワーを
活かして次世代へ、そして世界へ














8月2日-8月20日[2025]
「台湾スペクトル」は、私たちが台湾という島で感じた山や海のうごめきを、色彩として表現しています。これは地理・歴史・文化・現代アートを巡る感覚の旅路であり、進化する台湾のビジュアルアートを通じて、文化の融合や創造と再生の縮図を映し出しています。
“Taiwan Spectrum” is a sensory journey through geography, history, culture, and contemporary art. Through the evolution of Taiwanese visual art, the exhibition reflects a vivid microcosm of cultural fusion, creativity, and renewal. Spanning visuals, craft, and sound, the exhibition is composed of three interconnected spaces. Each space reflects a cultural phenomenon. In the interplay of sound, color, and light, viewers witness the island’s ever-evolving cultural vitality and creative force. Through their work, artists inherit history and embrace the present, seeking the colors of Taiwan within an ever-shifting environment. Their creations reflect the resilience and regenerative power of culture.

