Voices

6月12日[2025]

Tadao Ando

うめきたの開発に20年以上前から携わり、VS.の設計監修も手掛けた安藤忠雄が、2025年春~夏、満を持してここで自身の作品展を開催する。「自然との対話」をテーマに国内外で活躍する希代の建築家が、生まれたばかりの緑の空間から発信するものとは? 折しも半世紀ぶりの万博に沸く大阪で、安藤の視線はこれから先の未来を向いていた。

Other VOICES

3月7日[2025]

Hiroyasu Sato

VS.を特徴づける大きな要素の一つが、大空間と一体となったサウンドシステムだ。スピーカーの選定からシステムづくりまで担ったのは、音響機器の輸入・販売および製造・販売を手がけるイースタン・サウンドファクトリー代表、佐藤博康氏。2007年以降、故・坂本龍一氏とタッグを組んだ仕事で多方面から評価された氏が、VS.の音響デザインで目標としたのは、坂本氏から受け継いだ一つの理想形だった。

2月17日[2025]

Kensho Tambara vs. Toshihiro Okitsu

2025年の幕開けを飾るエキシビジョンは、日本を代表する大手総合建設会社、竹中工務店による「たてものめがね・まちめがね展」。その仕掛け人が、アーティスト/キュレーターとして国内外で活動する丹原健翔氏だ。実動部隊は、大阪本店設計部の興津俊宏氏率いる竹中工務店若手チーム。気鋭のキュレーターが、VS.初となる企業展で目指したものとは。

9月26日[2024]

Daito Manabe

建築空間に共鳴する音響と映像。いよいよスタートしたVS.のオープニングを飾るアーティスト・真鍋大度の挑戦
2024年9月6日、まったく新しい文化装置「VS.」が産声を上げた。オープニングを飾るのが、アーティスト・真鍋大度氏によるエキシビション「Continuum Resonance:連続する共鳴」だ。真鍋大度とは誰なのか、またVS.を通して彼は何を目指すのか、そのオープン初日に問いかけてみた。

08.08 [2024]

Takuya Nomura
vs.
Kenichiro Yamamura

西日本最大のターミナルであるJR大阪駅の目の前に、この秋先行まちびらきを迎える「グラングリーン大阪」。その広大な都市公園の中心部に位置する新しい文化装置、「VS.(ヴイエス)」とは? この場所に関わる人々の思いを語り合うことで、VS.の存在意義、社会的機能、将来的に目指すものを解きほぐしていきたい。

CURRENT SHOW

8月30日-9月27日[2025]

2025年、再び大阪で万博が開催されるこの年に、若き日の坂本が受けた刺激を、「sakamotocommon」を通じて次世代のクリエイターたちへ届けられないだろうか。その思いを込め、大阪・梅田に新しく誕生した空間「VS.(ヴイエス)」から発信します。
In 2025, as the World Expo returns to Osaka, we ask:might we pass on the inspiration that once stirred the young Sakamoto—to a new generation of creators—through the platform of sakamotocommon? With this in mind, we begin our project from “VS.

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