9/6 “HEAR HERE -GATHERING 2”


※セッション・タイムアウトが表示された場合は「申し込みをやり直す」をご選択の上、チケットをご購入ください
About
昨年、東京都現代美術館で開催された「坂本龍一|音を視る 時を聴く」にて話題を呼んだスペシャルイベント「Hear Here -Gathering」の第2弾が、sakamotocommon OSAKAに登場。
本企画は、展覧会「sakamotocommon OSAKA」およびVS.の開館1周年を記念し、蓮沼執太のキュレーションのもと、さまざまなアーティストが集い、特別な共演を繰り広げます。
展覧会空間の各所にアーティストたちが点在し、音を奏でることで、坂本龍一の展示作品・VS.の空間・そして音楽が重層的に溶け合う、一日限りの特別な体験をお届けします。 18時の開場から展覧会を巡りながら、19時から22時までの約3時間、会場内の至るところでパフォーマンスが断続的に展開。
演奏は独奏であり、即興的な合奏であり、そして坂本龍一の音源と重なり合いながら、音が空間の中を移ろいます。
展示を巡る身体と、音を彷徨う耳。
アーティストが出入りしながら繰り広げる演奏は、二度と同じ音像にはならない。
時間と空間を旅するような音の体験に、ぜひお立ち会いください。
ARTISTS
蓮沼執太|Shuta Hasunuma
音楽家、アーティスト

1983年、東京都生まれ。蓮沼執太フィルを組織して、国内外での音楽公演をはじめ、映画、テレビ、演劇、ダンス、ファッション、広告など様々なメディアでの音楽制作を行う。また「作曲」という手法を応用し物質的な表現を用いて、彫刻、映像、インスタレーション、パフォーマンス、プロジェクトを制作する。
最新アルバムに『unpeople』(2023)。東京2020パラリンピック開会式にてパラ楽団を率いてパラリンピック讃歌編曲、楽曲「いきる」を作詞、作曲、指揮を担当。近年のコンサート・パフォーマンスに「unpeople 初演」(草月プラザ石庭『天国』/ 2024)、「ミュージック・トゥデイ」(オペラシティ・コンサートホール・タケミツメモリアル / 2023)など。
主な個展に「Compositions」(Pioneer Works 、ニューヨーク/ 2018)、「 ~ ing」(資生堂ギャラリー、東京 / 2018)などがある。また、近年のプロジェクトやグループ展に「Someone’s public and private / Something’s public and private」(Tompkins Square Park 、ニューヨーク/ 2019)、「FACES」(SCAI PIRAMIDE、東京 / 2021)、など。第69回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。
https://linktr.ee/shutahasunuma
https://www.instagram.com/shuta_hasunuma
小山田圭吾|Keigo Oyamada

1969年、東京生まれ。
'89年、フリッパーズギターのメンバーとしてデビュー。バンド解散後1993年、Cornelius(コーネリアス)として活動開始。現在まで7枚のオリジナルアルバムをリリース。自身の活動以外にも、国内外多数のアーティストとのコラボレーションやREMIX、インスタレーションやプロデュースなど幅広く活動中。
https://www.cornelius-sound.com
オオルタイチ|Oorutaichi

『漂流する内的民俗』を キーワードに 1999年よりオオルタイチとして活動を開始。 2019年最新アルバムOORUTAICHI SPECIAL BAND「HOTOKENO」をリリース。ソロ名義の他ゆうき、ウリチパン郡、 雅楽ユニット・どんぶらこなど様々なプロジェクトにおいて活動を展開。その他2020年NHK総合で放映されたアニメ「映像研には手を出すな!」、NHK Eテレ2023/2024年度「天才てれびくん!」の劇伴音楽を担当するなど活動は多岐にわたる。
灰野敬二|Keiji Haino
音楽家

1952年5月3日千葉県生まれ。アントナン・アルトーに触発され演劇を志すが、ザ・ドアーズに遭遇し音楽に転向。ブラインド・レモン・ジェファーソンをはじめとする初期ブルースのほか、ヨーロッパ中世音楽から内外の歌謡曲まで幅広い音楽を検証し吸収。1970年、エドガー・アラン・ポーの詩から名を取ったグループ「ロスト・アラーフ」にヴォーカリストとして加入。また、ソロで自宅録音による音源制作を開始、ギター、パーカッションを独習する。1978年にロックバンド「不失者」を結成。1983年から87年にかけて療養のため活動休止。1988年に復帰して以来、ソロのほか不失者、滲有無、哀秘謡、Vajra、サンヘドリン、静寂、なぞらない、The Hardy Rocksなどのグループ、experimental mixture名義でのDJ、他ジャンルとのコラボレーションなど多様な形態で国際的に活動を展開。ギター、パーカッション、ハーディ・ガーディ、管楽器、弦楽器、各地の民間楽器、DJ機器などの性能を独自の演奏技術で極限まで引き出しパフォーマンスを行なう。200点を超える音源を発表し、確認されただけでも2,000回以上のライブ・パフォーマンスを行なっている。
https://www.fushitsusha.com
https://www.instagram.com/keijihaino_official
https://twitter.com/hainokeiji1
ハラサオリ|Saori Hala

1988年東京生まれ。ダンスアーティスト。知覚装置としての身体を起点に、映像、テキスト、ドローイングなどを交えた複合的なパフォーマンス作品を制作する。身体行為の実践を通じて、現実と虚構、自己と他者といった境界を問い直し、感覚と記憶の編成プロセスへの介入を試みている。約10年間のベルリン滞在を経て、2023年より東京を拠点に活動。近年は現代美術やファッションなどと関わりながら自らの表現領域を拡張している。東京藝術大学デザイン科修士、ベルリン芸術大学舞踊科修士修了。2017年ポーラ美術振興財団在外研修員。2025年度セゾン文化財団セゾン・フェロー。
空間現代 | Kukangendai

2006年結成。メンバーは野口順哉(gt/vo)、古谷野慶輔(ba)、山田英晶(dr)。編集・複製・反復・エラー的な発想で制作された楽曲を、スリーピースバンドの形態で演奏。これによるねじれ、負荷が齎すユーモラスかつストイックなライブパフォーマンスを特徴とする。2016年、京都・錦林車庫前にライブハウス「外」をオープン。これまでリリースした主な作品にアルバム『Tentei』(2021年)、『Tracks』(2023年)、坂本龍一氏とのコラボLP『ZURERU』(2018年)など。
https://kukangendai.com/
https://kukangendai.bandcamp.com/
小林七生| Nanao Kobayashi(FATHER)

人間の知覚やロジックでは認識できない領域での現象を、粒子の動きや波動として捉え、作品制作や演奏を行っている。
独自に習得したパーカッション・ドラム・電子楽器・声などを用い、ライブならではの時空体験を目的とした即興演奏を行う。また「FATHER」名義で行われるパフォーマンスでは音楽は生命の表現であるという根源的な性質を志向しながら、不可視な領域に輪郭を与える刺繍的な彫刻作品や、自然現象との相互作用を生み出すインスタレーションと相互関係を構築する。
開催日 Date
2025年9月6日(土)
September 6(Sat)
開催時間 Time
開場 OPEN 18:00
開演 START 19:00
閉館 CLOSE 22:00
会場 Venue
VS. (グラングリーン大阪内)
530-0011
大阪府大阪市北区大深町6-86
グラングリーン大阪 うめきた公園 ノースパーク
VS. [ Google Map ]
Umekita North Park VS., 6-86 Green Osaka, Ohuka-machi 6-86, Kita-ku, Osaka 530-
0011, Japan
入場料 Admission
オンラインチケット online ticket : ¥8,800
当日窓口 same-day ticket:¥9,300
※本チケットで「sakamotocommon OSAKA」の展示もご覧いただけます。
※特別プログラムのため、招待券でのご入場はできません。
※18歳未満は保護者同伴の場合のみ入場可能です。(要年齢証明)
※グッズのみのご購入に関しましても、必ず入場券の購入が必要です。
*You cam see "sakamotocommon OSAKA" exhibition.
*Due to the special program, admission with an invitation ticket is not permitted.
*Those under 18 years old must be accompanied by a parent or guardian.
*An admission ticket is required even if you are purchasing merchandise only.
※セッション・タイムアウトが表示された場合は「申し込みをやり直す」をご選択の上、チケットをご購入ください
関連展示情報 Featured Exhibition

2025年、再び大阪で万博が開催されるこの年に、若き日の坂本が受けた刺激を、「sakamotocommon」を通じて次世代のクリエイターたちへ届けられないだろうか。その思いを込め、大阪・梅田に新しく誕生した空間「VS.(ヴイエス)」から発信します。本プロジェクトでは、1970年の大阪万博のために制作されたバシェの音響彫刻を展示するほか、東京藝術大学のバシェ修復プロジェクトチームが坂本のために制作した新たな音響彫刻も紹介します。また、坂本の演奏データをもとに、彼が愛用したグランドピアノで再生するプログラムも展開する予定です。
In 2025, as the World Expo returns to Osaka, we ask:might we pass on the inspiration that once stirred the young Sakamoto—to a new generation of creators—through the platform of sakamotocommon? With this in mind, we begin our project from “VS.,” a newly opened space in Umeda, Osaka.The exhibition will feature the Baschetsound sculptures originally shown at Expo ’70, along with newly created instruments crafted by the BaschetRestoration Team at Tokyo University of the Arts and Marti Ruiz —made especially for Sakamoto. In addition, using performance data from Sakamoto himself, audiences will be able to experience his beloved grand piano playing once more—offering a quiet echo of the hands that once shaped its sound.
Read More